PHP入門 005 関数
このページで学べる内容
- PHPの関数の書き方
難易度
☆
必要なもの
- ブラウザ
はじめに
今回は関数について説明をします。前回も定数を定義する際にdefine関数を使ったと思いますが、 関数とは与えられた情報をに対して計算や処理をさせる命令の集まりのようなものです。 PHPでは既に用意されているものもあれば、自分で新しく関数を定義することも可能です。
書き方
実際に関数を作ってみましょう。関数を宣言する場合は、function と記述し、その後に関数名を記述します。 関数名も変数と同じルールでアルファベットが利用できます。 関数名の後に()を書き、その中に引数を設定することが可能です。引数は関数に渡す情報のことで、変数と同じように記述します。 先程の説明のように引数に情報を与えることで関数内でその情報を利用した処理を行うことが出来ます。 関数内の処理は{}で囲まれた中に記載します。
定義した関数は関数名()で呼び出すことが出来ます。
PHP動かしてみよう
今回もpaizaさんのWebエディタを利用させてもらおうと思います。 サンプルではoutput_messageという関数を宣言し、情報に’Hellow world’を設定し、 関数内で受け取った情報を標準出力に出力するプログラムを作ってみましょう。
<?php
// 関数を宣言 引数に$message変数を設定
function output_message($message){
// 受け取った情報を標準出力に出力させる
echo $message;
}
// 関数に'Hellow world'という情報を渡して処理をさせる
output_message('Hellow world');
標準出力にHellow world
と表示されていれば成功です。
最後に
今回の講座で覚えておいてもらいたいことは下記です。
- 関数の書き方
プログラムではなるべく同じ処理は書かない心掛けます。関数を利用することで処理を再利用させることが出来ます。 実際のプログラミングではさらに発展した形になりますが、基礎を確りと覚えていければと思います。